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◆透析合併症治療
透析治療を長く継続していくと透析特有の合併症が出てきます。
このページではその中で当院が対応できる
2つの合併症を解説いたします。

◎透析アミロイドーシス

1.透析アミロイドーシス

透析アミロイドーシスとは透析膜で除去しにくい老廃物(β2ミクログロブリンなど)が体に蓄積して、骨、靱帯、腱(すじ)などにアミロイド線維が沈着し、痛みを引き起こすものです。代表的な病気は手根管症候群やバネ指といったものです。

2.手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)とは

手首の部分の腱にアミロイド線維がたまり、正中神経(せいちゅうしんけい)を圧迫することが原因です(図1)。正中神経は親指の内側、人差し指、中指、薬指の内側の感覚に関係していますが、正中神経が圧迫されることによってこれらの指に症状が出てきます。はじめはしびれ程度ですが、進んでいくと夜寝ているときにしびれや痛みで目が覚めたり、指が動きにくくなったり、親指の付け根の筋肉が萎縮(やせる)してきます(図2)。


※図1

※図2

3.手根管症候群の治療法

原因となる老廃物を透析でしっかり除去することである程度予防なども可能ですが、現在の治療では少なからずアミロイド線維がたまり、長く透析治療を行うことで症状が出てくる方がおられます。正中神経が圧迫されている部分に麻酔剤や炎症を抑えるお薬を注射して対応することもできますが、症状が進行してくると手術で正中神経の圧迫を取る必要があります。圧迫を取るだけで症状が改善する場合もありますが、場合によってはたまったアミロイド線維を可能な限り切除して神経の圧迫を取る必要があります。単純な圧迫を取る手術は15分程度、アミロイド線維をきれいに切除する場合は30分程度の手術が必要になります(図3)。


※図3

4.バネ指

指を動かす筋肉の腱(すじ)にアミロイド線維がたまり、腱を支えている腱鞘(さや)に引っかかって指を曲げると自分の力だけではうまく戻りにくくなる、引っかかって痛くなる病気です。

5.バネ指の治療法

上記の手根管症候群と同様に、はじめは注射などでも一時的に症状が軽くなりますが、進んでいくと手術で支えている腱鞘を切り離す必要があります。10分程度の簡単な手術で症状がなくなるケースがほとんどです(図4)。
手術方法※図4

6.透析肩

肩関節を動かす筋肉の腱(すじ)にアミロイド線維がたまって症状が出てきます。肩関節では腱(すじ)は肩関節を司っている靱帯の間を通っていきますが、その部分にアミロイド線維がたまり、肩を動かすときに痛みが出てきたり、透析治療中で腕をじっとしている時に圧迫されているような感じを受けます。

7.透析肩の治療方法

多くの場合、すれている腱(すじ)部分に麻酔剤や炎症を抑えるお薬を注射する、または肩関節内に潤滑油のようなお薬を注射することで症状が軽くなりますが、場合によっては手術で圧迫を取る必要があります。

8.その他のアミロイド症

このようにアミロイド線維は全身の腱(すじ)や靱帯にたまってきますので、上記以外、たとえば膝関節などにたまり、膝に水がたまったような状態にもなります。水を抜いたり、麻酔剤や炎症を抑えるお薬、潤滑油のようなお薬を注射することで症状は軽くなります。

このような透析アミロイド症の治療を当院では積極的に行います。

◎PAD(末梢動脈疾患:まっしょうどうみゃくしっかん)

1.PAD

最近増加している血管の病気です。糖尿病が原因で透析治療を受けておられる方やなんらかの原因で動脈硬化が進行している方に症状が出てきます。手足の先が冷えたり、しびれたり、痛みが出たり、皮膚の色が黒く変わったりしてきます(図5)。PAD※図5

2. PADの治療法

 

血管に血液がうまく流れないため症状が出てきますから、血管にうまく血液が流れるようにする必要があります。多くの場合、お薬の内服や点滴で症状が改善しますが、進んでくると血管を広げたり、もっと進行すると手足を切断する必要があります。当院では切断術なども可能です。

その他にもいろいろ合併症がありますが、
長年の経験を元に皆様に最善の治療法を提案し、対応していきます。
日帰り手術
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